1786年にスペインのフランシスコ会修道士によって設立され「伝道所の女王」という愛称を持つ旧ミッション・サンタバーバラは、街の高台に立ち、その前にはピクニックがしたくなるような広大で美しい芝生が広がっています。外光派の画家が建物の前にイーゼルを立てて、ミッションの優雅な塔を描こうとするのもうなずけます。先住民チュマシュ族にとって重要な植物が集められているミッションの美しい庭園をじっくり散策し、歴史ある墓地を訪れてみましょう。ただし、静かに鑑賞するのを忘れずに。ミッションは現在でも活動を続けており、フランシスコ会修道士が駐在しています。
ミッションについて詳しく知りたい方は、ガイド付きツアーに参加すれば、ミッションの美術や建築について学べます。布教時代(1769~1834年)に植えられていた植物を再現しているウエルタ歴史的庭園を訪れるツアーもあります。この庭園内の植物は他の伝道所にあったものを集めたもので、無性生殖的な増殖、接ぎ木、または挿し木や種によって植えられています。